留学手続の全て

はじめに

アメリカ、カナダの中学・高校へ留学する場合に必要な手続と、そのスケジュールをご説明申し上げます。アメリカ、カナダでは中学・高校への入学受付は9月中旬から始まり、翌年の1月中旬～2月中旬にかけて合否の判定が通知されます。新学年のスタートは9月なので、おおよそ1年前から入学に関する手続を始めることになります。

｢超特急留学｣ならシーズンを過ぎても大丈夫

ただし、特定の締め切り日を設けずに順次入学申請を受け付ける Rolling admissions方式 を採用する学校も沢山あります。入学希望先の学校に欠員があることが前提となりますが、1～5月、場合によっては7月頃までに入学申請の手続をはじめれば同年9月の入学に十分間に合います。
イーピーフォーラムはいつでも素早く確実な｢超特急留学｣にて対応いたします。1年も前から留学を決断することが難しい場合は、Rolling admissions方式 を採用する学校もご検討ください。留学を考えてから決心がつくまでの間に総合的な英語力を養い、自信がついた時点で入学申請をすることができます。

｢超特急留学｣とは？

日本とアメリカ・カナダでは入学と卒業の時期が異なります

上記の通りアメリカ、カナダの学校は秋入学制を採用しているので、日本とは入学・卒業の時期が異なります。では、日本の中学を3月に卒業して、または3月から4月の進級するタイミングで留学をする場合、すぐに留学先の高校へ入学できるのでしょうか？　結論から言うと、すぐに留学先の高校へ入学することは難しく、原則として9月の新学年がはじまるまで、夏休みを含む約5ヶ月間待つことになります。アメリカには学期毎に入学を受け付けている高校もありますが、やはり新学年がはじまる9月から皆と同じようにスタートを切る方が学校生活にもなじみやすいようです。特別に急ぐ理由がなければ、新学年がはじまる9月を待って入学することをおすすめします。卒業も入学と同様に日本と比較して約2～3ヶ月ずれるので、アメリカやカナダの高校を卒業した後に日本の大学に進学する場合は注意が必要です。

留学前、空いた5ヶ月間何をするか？

留学の準備として英語力(特に語彙力・読解力・作文力)を養う期間に当てることを強くおすすめします。留学先で日常会話のスピードに慣れて、内容が理解できるようになるまで経験上6ヶ月以上必要です。当然のことながら、学校の授業は全て英語で行われます。アメリカやカナダの高校には留学生向けの英語コース ESL もあるのでそれほど心配をする必要はありませんが、大変なことを先にやっておけば余裕を持って楽しい留学生活を送ることができます。英語に関してはどれだけ準備してもしすぎることはないので、たっぷりと時間をとって取り組んでください。

5ヶ月間も待てない！という方へ――準備校という選択肢もあります

アメリカ、カナダには主に留学生が高校へ入学するための準備教育を実施する予備校の様な学校、準備校があります。早く現地に行って生活や学習環境に慣れたい場合は準備校に入学するのも一案です。準備校には様々なレベルの英語コースがあります。また、中学や高校の授業科目を英語で受けることもできるので、英語だけでなく他の科目に関しても学習が可能です。個人指導も受けられるので、個々のレベルに合わせて自分のペースで英語の学習環境に入ることができます。学校によっては高校への推薦制度も用意されています。